2019年03月

2019年03月13日21:56沖縄 聖地への祈りの旅 Part1《斎場御嶽》
神社仏閣巡りをよく一緒にしていた友人と、『次は神の島 久高島へ行こう!!』と盛り上がったのは数年前のこと。
なかなか実現しないまま、いつのまにか忘れていた私に、『今でも行きたいと思っているの。』 と誘ってくれたのは友人でした。

今回はすぐに行動に移すことに。
その日に日程を決め、3月10日ついに沖縄に向けて出発したのです。

行き先は斎場御嶽と久高島だけに絞り、あえてレンタカーを使わず、モノレールやバスを利用しての、ゆったりとした旅を企画。
普段忙しさで気持ちのゆとりがなくなっていた2人に取って、浄化とリセットの貴重な旅になりました。

数日前は雨予報だったのに、前日にはお天気も回復して、本当にラッキーです。

斎場御嶽を訪れるのは私は今回で3度目になります。
御嶽とは南西諸国に広く分布している『聖地』の名称で、斎場御嶽は琉球の開びゃく伝説にも現れる琉球王国最大の聖地です。

バスで約1時間斎場御嶽に到着です。

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《御門口(ウジョウグチ)》

御嶽内に入る参道の入り口。

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うっそうと生い茂る木々を抜けて歩きます。

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《砲弾池》

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《大庫理(ウフグーイ)》

御門口から登っていくと見える最初の拝所。
全面の石畳は祈りの場。

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《寄満(ユインチ)》

王朝用語で台所を意味しますが、ここで調理をしたわけではなく、世界中から交易品の集まる『豊穣の満ち満ちた所』と解釈されています。

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《ガジュマル》

根の張り方がすごい!!
生命力に驚かされます。

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《シキヨダユルアマガヌビーとアマダユルアシカヌビーの壺》

二本の鍾乳洞から滴り落ちる『聖なる水』を受けるため、ふたつの壺が据え置かれています。

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《三庫理(サングーイ)とチョウノハナ》

三角形の空間の突き当たりの部分が三庫理。
右側の岩の上がチョウノハナ。

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《チョウノハナ》

アマミキヨはこの上のクバの葉を伝って現れたと言われています。

ブロックのようなものは香炉です。

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《久高島を望む遥拝所》

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お天気にも恵まれ、3度目にまたこの聖地を訪れることができて良かったです。

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明日はついに神の島 久高島に。

Part 2に続きます。







2019年03月09日20:391週間遅れのお雛祭り
3月9日 我が家のファミリーが集まってお雛祭りパーティーをしました。
今頃お雛祭りパーティーだなんて、何か変ですねよ。笑

実は1週間前の3月2日に企画していたのですが、息子の家族がインフルエンザにかかり、1週間延期することになったんです。
そんな訳で我が家のお雛様は現在も電子ピアノの上に鎮座して、チビちゃんたちをお迎えしています。

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これは35年前、娘の初節句のお祝いに買ってもらったお雛さまです。
35年も経つというのに全く色褪せることもなく、今もとてもきれいな状態で残っています。

当時は狭いマンションにもかかわらず、どうしても段飾りが欲しくて、小ぶりの段飾りを買ってもらったのですが・・・
飾るのも大変な上、保管の為の箱も大きすぎて、今回の引越しを機に内裏雛2人を残して、他のお雛様や飾りは手放すことに。
お寺に供養してもらってお別れしたのでした。

カジュアルに出せるこんな小さなお雛さまもありますよ。
両手のひらの乗るくらいの大きさです。

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これは芽依の手作りのお雛さまですって。

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とても上手にできてますよね。💕

今日はおばあちゃんが作ってくれたお着物を来て、おすましの芽依と麻菜。
母は昨年も作ってくれたのですが、ひ孫の成長に合わせて今年もまた作ってくれました。
今回は帯や髪飾りまでありありますよ。

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颯も負けないようにオシャレをしてみました。
3人並んでるハイポーズ♪

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今日のご馳走は手巻き寿司。
みんな思い思いの具を載せてワイワイ、賑やかな夕べです。

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みんなが元気に会えて良かったね。

孫たちが健やかに成長しますように・・・



2019年03月08日21:23歯医者さまが神様に見えた日
私は歯医者に行くことが大の苦手です。
もちろん好きな人はほとんどいないと思うのですが、今から40数年前の体験がトラウマとなり、行くことを考えただけで具合が悪くなるほど重症の歯医者嫌いだったんです。

元々喉は過敏な方で、喉の奥の方に器具を入れられる治療は苦痛との闘いでしたが、歯科助手の方のバキュームが奥に入りすぎて『オエッ』となって以来、その器具への拒絶反応で口を開けられなくなることもありました。

幸い歯は丈夫な方で虫歯の痛みに悩まされることはほとんどなかったのですが、子供の頃に治療した箇所の補修などで勇気を振り絞り、何度かは歯医者に行かざるを得なくなることもあったのですが、それはそれは大きな勇気と決断が必要でした。

実は今日、そのトラウマから解放される出来事がありました。

今から数ヶ月前、一番奥の上の歯の詰め物が取れたんです。
ヤバイ!!絶対絶命です。

どこに行ったらいいんだろう。。。
近辺の歯医者をネットで調べていた時、私のような歯医者が苦手で行けない人に向けて、手を差し伸べて下さる歯医者さんを見つけたのです。

ホームページの中にはこんなページも見つけました。

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こんな風に敏感な患者に対しても嫌がらず、受け入れて下さるところがあるんだと思うと救われた気分です。

その病院は   アスキーデンタルクリニック


笑気麻酔をして治療してくれるという歯医者さんを探していたのですが、先生の医療理念にも共感し、勇気を振り絞り予約の電話を入れたのです。

初回予約時間を間違えてしまった私に対しても、嫌な顔ひとつせず長い時間をかけて話を聞いて下さいました。
そして、その日はレントゲンを撮っただけで、次回どのようにやっていくかと納得のいくように説明して下さいました。

別の歯科で痛み止めの麻酔で少し具合が悪くなった話をすると、麻酔の練習だけでもいいし、小さな成功体験を重ねていくことが大切だと。
そして『大丈夫!きっと治療もできる。』と話して下さいました。

優しくて笑顔いっぱいの先生の醸し出すオーラに包まれているだけで緊張がほぐれ、もう大丈夫なような気分になったから不思議なくらいです。

あれから2週間。
今日が初めての治療の日でした。
いつもとは違い大きな不安感も緊張感もなく、診察室に向かうことができました。

まずは笑気麻酔をして気持ちをリラックスさせます。
そして痛み止めの麻酔を。
痛み止め麻酔はやはり身体に違和感を感じましたが、それも長く続かず、すぐに普通に戻ることができました。

その後は奥の方に器具が入っても、バキュームで吸われても、何の苦痛もなく普通に治療が受けることができました。
すごいことです!!

治療を終えて『大丈夫ですか 』と笑顔で聞いて下さった先生が、私は神様に見えたくらいです。笑

笑気麻酔があればもう大丈夫。
私はどんな治療もできるんだ。
今回の成功体験は大きな自信に繋がり、長年持ち続けた歯医者へのトラウマともお別れすることができました。

幸いにも今回は1回だけの治療で終わりましたが、4ヶ月に1度くらいは歯の状態を見せにきて、予防に努めるのがいいとのこと。
自分では気づいていなかったのですが、私は知らず知らずに奥歯を噛み締める癖があったようで、奥歯がすり減っていると聞いてビックリです。
それを改善するための、日常の姿勢や生活スタイルに至るまでのアドバイスもいただきました。
その点を気をつけていくと、『今まで通りのデンタルケアで歯は持つ』とも言ってもらえました。

歯医者に行くことが死ぬほど嫌いだったので、歯磨きは特に丁寧にしていたのですが、この先生との出会いにより、今まで以上に歯のケア怠らず、一生大切に使いたいと思いました。

本当に感謝しかありません。

私もこの先生と同じように、じっくりとクライアントさんの気持ちに寄り添い、一緒に解決の糸口を見つけていけたらいいなぁと思いました。