2019年03月15日17:21卒園式を終えて思うこと。
今日は初孫 颯の卒園式でした。

《卒園証書授与の瞬間》
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入園してから早いものでもう2年も経つんですね。

入園式当日、甘えん坊でまだまだ頼りなげだったあの日の颯は、不安感がいっぱいのようで、とても緊張した表情をしていました。
ママと離れてお友達と並んで席に座らされた時、心細く不安げな様子で後ろを向いてママの姿を探していたけど・・・ついに耐えきれず泣いちゃったことも、今では懐かしい思い出となっています。

颯は身体も小さい上、性格も成長の速度ものんびりで、他の子たちに置いてかれないかといっぱい心配もしたけど、彼は彼なりのペースで成長し、2年経った今では入園当初からは見違えるほどに明るく逞しくなりました。

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年中さんの頃は、仲のいいお友達はみんな女の子。
他の男の子たちのように活発に走り回ることもなく、いつもお砂場で女の子とおママゴトばかりしていました。 
気も弱く、自分の意思を伝えることも苦手で、しっかり者のお友達の後にばかりついていっていた颯のこと、ママはずっと気がかりでならないようでした。

年中さんの秋、5歳違いで弟が生まれました。
ママとパパを独占できなくなった葛藤の中、赤ちゃん返りしたこともあったけど、年長さんになってからは、弟の面倒を見てくれる頼りがいのある優しいお兄ちゃんに成長しました。

幼稚園でもお友達がいっぱいできて、男の子のお友達も増え、帰りに遊びの約束までしてくるまでになりました。

卒園式では、まず最初に園歌斉唱がありました。
私は2階席で観ていたのですが、首でリズムを取りながら園歌を一生懸命歌っている姿を見ただけで、胸がいっぱいになり涙が溢れました。

大きな声で歌うこともできなかった引っ込み思案の颯が、大声で歌っている・・・
彼のそんな何気ない変化にも大きな成長を感じ、とても感動しました。

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こんなにも小さな身体にランドセルを背負って小学校に行くんだと思うと、ちょっと複雑でセンチな気分になってしまうけれど・・・
色んな体験を繰り返しながら、きっと強く逞しく成長していくんだろうな。
彼はどんな試練も乗り越えられる強さを秘めているに違いない・・・と、私は信じています。

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身体も小さく、力も身体能力も決して強くはないけれど、彼は素晴らしく美しい魂の持ち主であることは違いなく、それはかけがえのない宝物だと私はいつも思っています。
人の気持ちが読み取れる洞察力も、人並み外れた優しさも、彼だけが持っている素晴らしさがいっぱいあります。
そんな個性を開花させながら、真っ直ぐに大きく育っていきますように・・・
そして・・・彼の未来が輝いたものになりますように・・・

卒園の日に
愛を込めて祈ります。








 

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