2020年02月04日22:08節分に現れたこわ〜い鬼。。。今日はハロウィンじゃないよね。
昨日は節分でした。

大阪に住んでいた頃は、あびこ観音の節分祭に行くことが我が家の年中行事になっていました。
建物の中で般若心経と共に護摩木を焚き上げる迫力はすごくて、荘厳な雰囲気の中、新しい季節の始まりに身が引き締まったものです。

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4年前に木津川市に引っ越してきてからは、節分にあびこ観音を訪れることもなくなり、2月3日は娘と一緒に巻き寿司を作る日に変貌を遂げ・・・
色んなバリエーションの巻き寿司作りを楽しんでいます。

朝から下準備をして、夜に食べる直前に巻くのですが、子供たちも参加しての巻き寿司作りはてんやわんや。バタバタしていつも写真どころではありません。。。

そんな中、ようやく完成して『後は娘の旦那さまの亮くんを待つだけ』になっていた時のこと。

『トントン。。。トントン。。。』 
庭に続くリビングの掃き出し窓で誰かのノックする音が・・・

『なんだろう〜〜〜!?』

みんなでそっとカーテンを開けてみました。
その途端・・・

『きゃ〜〜〜!!』思わずご近所に響き渡るような悲鳴を上げてしまった私。
そこには今までにみたことのないような怖い鬼がいたのです。

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そこからは大騒ぎです。
みんなで豆を撒いて、鬼を退治します。

鬼は勝手口の方にも回り、顔を覗かせました。

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ホント、怖すぎです。
さすが1年生の颯はひょっとしたらパパじゃないの!?と疑いながらも、頑張って鬼退治。

晴は怖がりながらも泣くこともなく呆然と立ち尽くし・・・

心の準備ができてなかった私は、とにかく携帯で鬼の写真を撮ったけれど、子供の写真を撮るゆとりもなくて。

無事鬼退治ができた頃、ようやく合流したパパの亮くん。

晴は勝手口を指差しながら『ここからきた。。。ここからきた。。。』と何度も何度も繰り返し・・・
ショックのあまり食欲も減退、いつものように食べることができない様子です。
2歳の晴には少々刺激が強すぎですよね。

ママ曰く、この鬼は颯と晴のお腹の中に住む悪い鬼を退治しに来たとのこと。

颯は『あまのじゃくで素直になれない悪い鬼』
晴は『ごめんなさいが言えない悪い鬼』
そんな鬼を追い出すために豆を撒いて退治するんですって。

自分のお腹の中に住む鬼を退治するのに豆を撒くのは理解できるけど、ハロウィンのお化けみたいな鬼が来るのはなんで〜!?
まるで秋田のなまはげの到来のようです。

我が家の庭は豆だらけ。
歳の数だけ食べていた豆も、もはや大量になりすぎてとても食べられなくなった私たち。
厳かに迎えた節分も、年の流れと共に変化して・・・大賑わい、大笑いの節分となりました。

巻き寿司もいいけれど、来年は奈良か京都の節分祭にも行かなくっちゃ。
密かに誓った令和最初の節分でした。

 

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