2021年02月14日23:09これが私たちの『新しい生活様式』
この1年間、コロナ禍の中で私たちの暮らしは大きく変化しました。
今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなり、自由に動けることの有り難さを身に染みて感じています。

仕事が暇になり、また大好きだった海外旅行にも行けず・・・
ステイホームの閉塞感の中で自分に向き合う時間が増えたことは、これからの生き方にも目を向けるいいきっかけにもなりました。

その中で浮上した課題は、余りにもいつも一緒にいる『夫との距離感』
『コロナ離婚』という言葉を最近よく耳にしますが、我が家もまさにその危機が押し迫る程、煮詰まっていたのかも知れません。笑
余程ラブラブな関係なら違うのかも知れませんが、一緒の時間が長過ぎるのは、夫婦であっても親子であってもしんどいもので、特に私は『ひとりの時間が欲しい!』と思うことが多くなりました。

昨年までならお互いに離れる時間も多かったのですが、今はそれもままならず、物理的な距離感を保つことがお互いに必要だと考え、昨日部屋の大移動を行なうことにしました。

実は、我が家のリビングの吹き抜け部分にはこんな室内窓が付いています。

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これは多分リビングと2階の居室をひとつの空間のようにするための窓だったようですが、家づくりの際モデルルームを見て、『鳩ぽっぽの窓みたいで可愛い!!』という見た目だけで選んでしまった軽率な私。。。

私の部屋からはこんな感じになっています。

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見た目はなかなか可愛いのですが・・・
下の音が丸聞こえでテレビはもちろんの事、生活音がそのまま部屋に響き・・・音が気になって全く落ち着くことができません。
幼い子供がいる家庭だととても便利に使えそうですが、遠い昔に子育てを終えた夫婦にとっては、余り必要のない窓だったようで。。。

テレビ好きの夫は夫で、私よりも早く起きた時にテレビの音量に気を遣うとのこと。

でもこの窓の一番の大きな役割はクリスマスパーティーの時。
毎年サンタさんはここから覗いてくれるので、子供たちは大喜びです。

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季節の良い時は、家の全ての窓を開け放し、家中に空気が流れるという素晴らしいメリットもあるのですが、落ち着ける空間ではありませんでした。

何度も夫が部屋を取り替えることを提案したのですが、 2人であの大きなベッドを移動するのは無理だと断念し、5年間そのままだったのですが・・・

でもコロナ禍の煮詰まった毎日の中で、落ち着ける空間の確保に昨日思い切って部屋の移動にトライすることにしました。
そこで娘の旦那さまの亮くんに助っ人を頼むことに。

亮くんは筋肉隆々。とても力持ちの上、DIYも大の得意です。
先日も梁に洗濯物干しを設置してくれてとても便利になりました。

今回の一番の難関は私のベッドの移動です。
ヘッドの部分が部屋の入り口を通れるかどうか、大きな問題がありました。

亮くんはそのままでは無理だと判断し、ヘッドの部分を分解し移動してくれたのです。

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無事ベッドが入ると、机、飾りだななど家具の移動も手伝ってくれました。

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何よりもすごいのは、クローゼットのの扉まで移動してくれたことです。

夫の部屋と私の部屋は左右同じ間取りの対になっているのですが、私の部屋にはクローゼットの扉に全身を写す鏡が取り付けられていて、夫の部屋には付けていなかったのです。。。

『鏡を買うしかないか』と諦めていたのですが、扉を外して入れ替えることができるなんて・・・
まるで業者さんですよね。笑
ホント感激でした。

昨日1日かけて部屋の引っ越しは完了‼️
本当にうれしくて亮くんには感謝しかありません。

前はただ『眠るだけの部屋』だったのですが、こんなにも静かなひとりの空間ができたなんて・・・感激です。
逆に夫は部屋からリビングにいる私とも会話ができる開かれた空間を気に入っているようです。笑

今まではブログを書いたりする時も、キッチンのカウンターに座って作業していたのですが、今は静かな部屋でこのブログを書くことができています。
読みたい本もいっぱいあって、テレビの音にに邪魔されない最高の空間を手に入れました。

夫婦だからってずっと一緒でなくてもいいはず。
心地よい距離感を保ちながら、自分の為の時間を大切にしたいと思いました。

これが私たちの『新しい生活様式』
コロナは大変だったけど、またひとつ大切なことに気づかせてくれた気がします。









 


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