アロマ

2021年06月01日11:30アロマのお話 その5 《ペパーミント》

今回の『アロマのお話』はペパーミントです。

ミントの仲間は色々ありますが、清涼感のあるスッとした芳香は、ミント特有のメンソールという成分によるもので、ガムなどの菓子類や、歯磨き粉や、化粧品にも使われていて、みなさんにも馴染みの深い香りだと思います。
中でも最もポピュラーなのがペパーミントです。

我が家の庭にはペパーミントがいっぱい育っています。
ペパーミントの繁殖力は半端なく強く、種と地下茎でどんどん増えて、他の植物を駆逐してしまうハーブで、『ミントテロ』とも言われるくらい。

先日のブログにも書いたのですが、ジューンベリーの近くに植えていたペパーミント。
いつしかどんどん広がってジューンベリーの足元にまで侵食し、元気がなくなったのはペパーミントのせいではないかと疑い、ジュンベリーの周りは全て抜き去ったくらいです。

今は広がらないように場所を限定して育てていますが、相変わらず元気はいっぱいです。

850C5277-3A18-4A61-B6BE-7A01BA9140EE

2種類のペパーミントとスペアミントを育てています。

56978220-C958-44A6-B07E-164330912F59

2ABF8E00-24B6-48DE-AC41-1705D66033C7

3D4FAF9A-80AF-41B6-A2E1-53B22BAEC25F

私がミントを沢山育てたかったのは、ハーブティーの材料としてはもちろんなんですが、『ミントシロップ』を作りたかったから。
ミントシロップはサッパリとおいしくて夏にはうってつけの飲み物です。

そんな訳で今朝はミントの収穫をしました。

D60F5907-311A-48C4-95A3-BE54D077C957

葉っぱだけで100g欲しかったので、このくらいで大丈夫ね。

6FAED362-4585-4873-8937-19C6D316B98B

収穫した葉っぱをきれいに洗い、沸騰した鍋の中に砂糖を加え、ペパーミントを入れてエキスを抽出します。
超簡単にミントシロップの出来上がり〜。

AE7642B9-C71C-4EE7-A789-E679709F0E6C

これを炭酸で割っていただきます。
かなりおいしいですよ。

ミントシロップの作り方はクックパッドに投稿済みです。
             
          



後は葉っぱをサッと洗って逆さまに干して、ハーブティー用に乾燥中。
ハーブティーにすると、食べすぎなどの消化促進や、胸やけなどにも効果があります。
また気持ちのリフレッシュにもいいですよ。
詳しい効能は後述の『アロマのお話』に書いています。

A68BDFEB-3360-4CF5-963C-603C6F94A480

以上はハーブとしてのペパーミントの利用法。
ここからはアロマ精油のペパーミントのお話をしますね。


《アロマ精油としてのペパーミント》

多くの種類があるペパーミントは精油は、ヨーロッパの原産ですが、日本にもアメリカ合衆国にも生育していて、現在はアメリカがペパーミントの主要生産国のなっています。

抽出部位は葉、蒸気蒸留法で抽出します。
ペパーミントはパワフルで圧倒するような香りを持つ精油のため、用量には十分の配慮が必要です。

ペパーミントのメンソールの香りは頭をスッキリさせ、気分をリフレッシュさせるのに効果があり、眠気や精神疲労を取り去ります。
乗り物酔い、時差ぼけ、鼻詰まり、花粉症、頭痛などにも有効です。

私は乗り物にはあまり強くないので、海外旅行には必ずペパーミントを持っていきます。
コロナが蔓延する以前でも長時間のフライトでは乾燥を防ぐために必ずマスクを着用していましたが、その中に一滴のペパーミントオイルは欠かせません。
ペパーミント一滴の爽やかな香りが長いフライトの疲れを癒し、気分を爽快にさせてくれますよ。

また消化器系の不調を整えるはたらきもあり、胃もたれ、食欲不振、消化不良、下痢、腹痛などにも効果があります。
私は消化器系の不調に関してはハーブティーとして利用することが多いですが・・・

ペパーミントは加温効果と冷却効果の両方があり、解熱や筋肉痛緩和にも利用されています。
炎症が起き、熱を持っている場合は、ペパーミントを加えた水に浸したタオルで患部を冷湿布するといいですよ。
また冷却作用は怒りやイライラなどの精神的な興奮に対して鎮静作用があるので、ペパーミントの香りは手助けになってくれることでしょう。

5E630F7D-CB9E-4AB1-93C6-74EA4146BC1A

また風邪の予防や、鼻詰まりや喉の痛みなど風邪の症状の緩和にも有効です。
ティッシュに1滴落として吸い込んだり、マグカップに熱湯を入れペパーミントを1滴落として蒸気を吸入したり、マスクスプレーを作ったり、芳香器を使って拡散させるなど、色々な方法での効果が期待できます。
ただし皮膚や粘膜を刺激する場合があるので、吸入の場合は目を閉じて行うなど、使用には注意が必要です。

私は全身のマッサージには基本的にペパーミントは使いませんが、目的を持って局所的に用いることはあります。
皮膚に使用する時は、必ず薄い濃度に希釈して下さいね。

後、オススメはお掃除に利用することです。
ティッシュペーパーにペパーミントを一滴落とし、まずはそのティッシュを吸い込んでから掃除機をかけると、爽やかな香りが部屋に広がって、部屋の空気もクリアになって気持ちいですよ。

生でも精油でもお役立ちのペパーミント。
みなさんも生活に取り入れてみてはいかがですか?


《過去のアロマのお話》





 




2021年05月17日14:43アロマのお話 その4《カモミール》
今日は朝から雨が降っています。
まだ5月だというのに、もう梅雨に入るなんて・・・最近の異常気象は植物や野菜たちにとっても過酷で、かわいそうなくらいです。
緊急事態宣言下でどこにも行けない上、誰とも会えなくなって、そんな心の空白を庭仕事で埋めていましたが、雨の日は強制終了。
新緑のきれいな季節なのに、家でゴロゴロしてもいいよという許可が出たような気がして、雨もまたありがたく感じる今日この頃です。

前置きが長くなりましたが・・・
久しぶりの『アロマのお話』を。
今日はカモミールのお話です。

一口にカモミールと言っても、カモミール・ローマンカモミール・ジャーマンがあって、ハーブティーに利用されるのはカモミール・ジャーマンの方です。

カモミールジャーマンは一年草なんですが、翌年は零れ種でまた出てくるので、どんどん増えていく予定でした。
でもグランドカバーに植えた『ヒメイワダレソウ』が 強健すぎて、零れ種が出てくることが出来ず・・・
今年はまた一株を購入することに。

ハーブ達の環境を整えてあげるために、畑の横に小さなハーブ畑を作りました。

0B0FF83F-F6FF-4CAB-8EE1-F0C321DDFCBF

最近は花をいっぱい付けていますよ。

30BD2DE8-294F-4252-91E9-B365A33D18C1

晴れた日の早朝に開き切った花を収穫するのが日課になっています。
こんな風になった花を摘み取ります。

8882BB51-9D08-435D-AE04-D10DA1E7AA1D

細かいので、かなり手間のかかる作業です。
カモミールの精油が高価なのも納得できるなぁ。

EB5B99EF-FAB6-4A68-9D59-F94937B5C5EE

そのままフレッシュハーブティーにしたら、花が開いてとてもきれいです。

9F2A2BD7-EE36-4C8A-9222-0C6144AB8A0B

味はクセがなくて、とても爽やかです。

後は乾燥させて保存用に。
季節はいいのですが、今回は黄砂が降ったり強風が吹いたりで、庭で干すのは憚られ、今回は家の中でザルに広げて乾燥させました。

以前、乾燥の仕方があまくて保存中カビが発生したという失敗があり、最後はレンジにかけ完璧に乾燥させることにしました。

レンジの中にキッチンペーパーを敷いてその上に並べます。

8D923D7A-D967-4A1D-B30D-37EB33347A69

室内で3〜4日乾燥させていたので、300ワットで2分レンジにかけました。
できれば電子レンジの時間は短い方がいいので、外で干した場合は、仕上げに30秒くらいかける程度がオススメです。

いい感じに乾燥しました。

38A88FC6-1BC3-4266-B73E-CAFCE0D44ACA

色んな種類のハーブティーを入れている同じ瓶に保存。

D8D5E252-2ADA-4C87-B61F-D1ACFD0C6AEB

早速ハーブティーを入れてみました。

D8A4FA52-CC4B-43D1-9ADD-C8CB4C3BAC32

A12F6180-084E-4EA6-B738-60E1D5BBF884

淡くきれいな色です。
私は市販のカモミールのハーブティーは何となく臭く感じて、あまり好きではなかったのですが、自家製のカモミールは自然そのもののほのかな香りが優しくて・・・
フレッシュでとてもおいしかったです。
夫も気に入り、毎日でも飲みたいですって。笑

消化促進の作用や鎮静作用があるので、食べすぎた時や、リラックスしたい時にはピッタリのハーブティーです。
就寝前にもおすすめですよ。

カモミール・ローマンの方は蕾はつけているのですがまだ花が咲いていなくて。
こちらは踏み締めにも強いとのことで、どちらかと言うとグランドカバーとして広がっていくことを夢見て植えています。

ED7FD3C6-820A-4552-9789-76AFEEBAF7B1

それではアロマ精油として使われるカモミールの効能についてお話しますね。

まずは《カモミール・ジャーマン》

カモミールはキク科の植物で、抽出部位は花。
花を乾燥させてから水蒸気蒸留法で抽出されます。

カモミール・ジャーマンは草丈20〜50cmほどの一年草で、濃厚な甘い香りを持ち、弱った植物の近くにカモミールを植えると、元気を取り戻すことから『植物のお医者さん』と呼ばれています。

精油は珍しい濃いブルーで『カマズレン』と言う芳香成分の含有によるものです。

4213BA5C-334C-4354-A44F-D87F7AE9BACE

カマズレンは細菌や抗炎症、抗ウィルスに有効で、抗アレルギー作用に優れています。

この精油はかなり高価な精油なんですよ。
プラナロム精油では5mlで定価10.400円。(税込11.440円)
少々お高いですよね。笑
その分効能は優れているので、絶対に外せない精油のひとつです。

身体へは鈍い痛みや疼きに効果的で、痛風、リュウマチ、関節炎、神経痛、歯痛などにも有効です。
また殺菌作用は、ニキビやタダレ、アレルギー性皮膚炎にも効果があります。

私はカモミール・ジャーマンはアトピー性皮膚炎で苦しんでいるクライアントさんに使うことが多いです。


《カモミール・ローマン》

カモミール・ローマンは草丈50cmほどで、こちらは多年草です。
ジャーマンと同じように、花を乾燥させてから水蒸気蒸留法で抽出します。

抗炎症作用や抗アレルギー作用はジャーマンより弱いですが、精神的な苦痛を和らげる作用はカモミール・ローマンの方が優れています。

なぜなら鎮静作用や鎮痛作用のあるエステル類を主成分としているからです。
緊張による頭痛、腹痛、胃炎などを和らげたり、不安、緊張、怒り、恐怖の念を緩和する効果があります。
価格はジャーマンとだいたい同じくらい。
こちらも高価な精油ですが、かなりお役立ちの精油です。

カモミール・ローマンは子供にも使える優しい精油で、子供の心を落ち着かせて安らかな眠りに導いたり、歯が生える痛みや、耳の痛みなどを和らげるのにも利用されています。

精神的に疲れが溜まり、心が弱くなっていたり、イライラしているクライアントさんがこの香りを好むことがよくあります。

敏感肌やアレルギーの皮膚疾患にも良く、美肌効果やヘアケアにも効果があるので、私は手作りのコスメにはよく利用しています。

ただ通経作用があるので、妊娠初期には使用しない方がいいでしょう。


そんな素晴らしい効果を持つカモミール。
私は小さな花の形状も大好きです。

今年こそヒメイワダレソウに負けることなく、もっと元気に大きく育って欲しいと願いつつ・・・
明日の朝も花を摘みます。

4F98F9E7-A39C-4C72-9987-8F36CCB1F6AE












 


2021年02月05日08:16アロマのお話 その3《ラベンダー》
私はラベンダーが大好きです。

ラベンダーの清楚で可愛い花の形状も、爽やかな芳香も・・・私の感性にピッタリはまり、ラベンダーを求めて富良野を旅したり、南フランスのプロヴァンスを訪れたり・・・

ラベンダー好きが高じて、我が家の庭には色んな種類のラベンダーを育てました。

《フレンチラベンダー》
60CD8E01-810B-4CD5-8A4F-3CB33E085FAB

65BC2651-8362-44B1-81A2-2935F67AE85F

9757E57B-FC8B-43F0-8F98-8AF7FFC5560E

その中でも私が一番好きなのはアングスティフォリア系のこのラベンダーです。

393EC4BA-32D9-4834-B9E3-0E465DAA41FD

でも残念ながら・・・高温多湿のこの辺りの風土や、我が家の粘土質の庭にはあまり馴染めないようで・・・

何度植えても無くなってしまい、理想通り大きく育てることはできずにいます。。。

私は17年間こだわってプラナロムの精油を使い続けていますが、数ある精油のなかでも、『ラベンダーアングスティフォリア』の香りが、一番好きな香りです。
その日の体調や気分によって欲しい精油は変わるけれど、これだけは変わらず私にとってなくてはならない精油です。

一口にラベンダーと言っても、スパイクラベンダーやラヴァンディンなど多くの種類があり、それぞれ成分や作用、香りが異なります。

《南フランス アヴィニョンで見たラベンダー》
92A634F0-3DBD-4913-BD9D-65618FEBECFB

花は終わりかけでしたがこれは多分ラヴァンディン系ですよね。

一般的に使われているラベンダーは『真正ラベンダー』で、『ラベンダーアングスティフォリア』もこれに属します。

今回の《アロマのお話》はこの真正ラベンダーについてお話しすることにします。

690A5CE1-F060-4965-98A9-47701D98716B

ラベンダーはシソ科のハーブで、原産地は地中海アルプスの山岳地帯。
フランスやブルガリアなどが有名です。
抽出部位は花で、水蒸気蒸留法で抽出されます。

ラベンダー精油というと『なんとなくリラックスする 』そんな認識の方が多いかと思いますが、ラベンダーの薬理作用は多岐に渡ります。

ラベンダーには優れた鎮静作用があり、心と身体の両方に作用します。
心にはストレスによる心身のトラブルの緩和に役立ち、不眠、イライラ、血圧降下などにも効果があります。

アロマの環境協会のアロマサイエンス研究所の実験データによると、月経前症候群を持つ20歳の女性にラベンダーの芳香浴を行ったところ、副交感神経が活性化し、症状が改善したとの研究データも報告されています。

《富良野のラベンダー畑》
2C7C2506-ED60-4D9A-8B41-1698652C31F1

また身体の面では皮膚の炎症やかゆみなどを鎮静する効果が認められています。
鎮静作用に加えて消毒殺菌作用や、抗ウィルス作用などもあり、やけどや日焼けなどにも有効で、特に皮膚の修復を助ける作用は、傷の手当てやスキンケアにも用いられています。

また感染症などにも効果があり、風邪などの呼吸器系のトラブルにも役立つ上、優れた鎮痛作用もあり、肩こりや筋肉痛、腰痛など筋肉の痙攣や痛みなども緩和してくれます。

さわやかで、優しい香りのラベンダーですが、心だけではなく身体にも沢山の恩恵を与えてくれるとても優れた精油だといえます。

ただ・・・
本当の効果を期待するなら、アロマテラピー専門店で購入した、品質の高い精油を使うことをお勧めします。

日本では精油は雑貨店などでも手軽に手に入りますが、香料を目的に作られたものも多いのが現状です。
それを本当のアロマと混同されるのはとても残念でなりません。

《プロヴァンス セナンク修道院のラベンダー畑》
76EA669A-1EA9-460A-AB47-FDA2E1726AB9

私のアロマテラピーのセッションでは、プラナロムを使い続けています。
プラナロムは高品質で医療にも用いられているような精油で、価格は少々高くなりますが、品質は間違いなく、効果効能も期待することができます。
何よりも香りの質が全然違います。

822983FD-40A9-45C2-A664-7FB03039DFDB

私は旅行に行くときは、ラベンダーは必ず持参します。
部屋の匂いが気になる時、お風呂に入れてリラックスしたい時、急なケガや痛みのレスキューとして・・・
旅のお守りとしての大切なお供として。

大好きな旅行ができない今は、ラベンダーの香りを嗅ぎながら、一面に広がるラベンダー畑に思いを馳せています。

《富良野のラベンダー畑》
1945AABB-EC67-4577-B077-EE9A9EF8AD82

我が家の庭がラベンダーで埋め尽くされる日を夢見て・・・
庭作りにも精を出したいと思っています。

C3762402-CBA4-4874-8064-56C96228D8A2

8FB5CA9C-B6BD-4850-855A-7308A66D1CFA

















 


2021年01月17日17:06アロマのお話 その2《ベルガモット》
シリーズで継続的に書くつもりが、気がつけば3ヶ月も経過していたようで。
久しぶりの『アロマのお話』になってしまいました。。。

今回のテーマはベルガモットです。
ベルガモットはミカン科の精油で、産地は主にイタリア南部です。

735902F5-F40A-42ED-BDA4-E0D45BE39031
                   《AEAJ アロマテラピー検定テキストから引用》

産地がイタリア南部と聞いただけで、なぜかテンションがアップしてしまうワタシですが・・・

ミカン科といっても抽出部位は果肉ではなく果皮なんですよ。
すがすがしくフルーティーな香りはオーデコロンの原料や食品の香料にも利用され、特に紅茶のアールグレイの香りづけに利用されていることは有名です。

あまりアロマに馴染みがない方でも、知らないうちにベルガモットの香りに触れていたのかも知れませんね。
私は学生の頃からアールグレイの紅茶が大好きだったのですが、今思えば昔からベルガモットの香りに惹かれていたのだと・・・妙に納得です。

ベルガモットには抗菌作用や消炎作用、消化促進作用などさまざまな効用がありますが、特にベルガモットの香りがもたらす心を穏やかに鎮静させ、気持ちを高揚させる作用は、ストレスで不安やうつ状態になっている時にはとても有効です。
滞った気の流れをなめらかにし、リラックスに導いて、心身のバランスを立て直すための効果が期待できる優れた精油です。

AEAJのアロマサイエンス協会の研究データによると、芳香浴として用いただけでも『香りなし』の時に比べて、混乱の軽減、活気の増加、精神的疲労の低下など、自律神経の安定に効果があることが検証されています。
またコロナ禍の中でもストレス緩和と免疫力アップにも有効であることも確認されています。

芳香浴だけでも効果が期待されるのですから、ベルガモットを使ったアロマテラピートリートメントでは、ダイレクトに精油が身体に吸収され、より一層の効果が得られることは私の長年の経験から確信しています。

ただベルガモットは使用後の肌に強い紫外線が当たると皮膚への刺激がある(光毒性)ので、使用には注意が必要です。

ベルガモットにまつわる私の経験をお話ししたいと思います。
私がアロマテラピーの勉強を始めたのは今から約17年程前のこと。
まず最初に惹かれ、大好きになった精油はベルガモットでした。
芳香浴にもセルフマッサージにも、ベルガモットが手放せなかったことを思い出します。

あの頃は私の人生の中で一番大変な時期で、人目には普通に生活してはいましたが、内面は大きな悲しみや孤独感を抱え、生きていくのが精一杯だった時期でした。
そんな時期に出会ったアロマ精油に癒しを求め、特にベルガモットには強く惹かれたのだろうと・・・
まだ薄っぺらな知識しかない私でしたが、思考ではなく感覚で自分の最も必要な精油を選んでいたのだと思います。

今の私があの頃の私にセッションをするとしたら、きっと大きな安心感を与えて包み込んでくれるベルガモットを真っ先に選び、提案しただろうと。

822983FD-40A9-45C2-A664-7FB03039DFDB

今でも自分を取り巻く環境の中で心乱れることはありますが、ベルガモットを自分のためのブレンドに加えることは少なくりました。
ベルガモットは今もなお好きな精油のひとつではありますが、あの頃の不安定さはなくなり元気になった自分の変化を外側から見つめています。

アロマテラピーとはアロマ(芳香)テラピー(療法)です。
品質の高いアロマ精油を正しく使えば、心身の健康維持に大きな役割を果たすことができるのです。

アロマへの理解が一般的に思われているような『少しおしゃれな癒し方』と表面的なものだけにとどまらず、医療との間を埋める重要な役割を果たせるということをもっと世の中に伝えたいと思っています。

554B7E92-1780-4011-B413-B0C99F46E50D

コロナ禍で自殺者も増えているこんな苦しい時期だからこそ、本当に必要な方にこんな方法もあることを伝えたい気持ちでいっぱいです。
もし今が苦しくてひとりで悩んでいる方は、ぜひ一度私に会いに来て欲しいです。

こんなことを書くと受け取る相手の反応が気になって・・・長年ただ待ちの姿勢でしたが、私に残された時間も永遠ではないと最近強く思うようになりました。

アロマを正しく理解し、日常の生活に取り入れることより、閉塞感の中から抜け出す糸口が掴めるのではないかと。
私はそのきっかけでしかないけれど、自分の力で心と身体を立て直し、これからの人生をもっと輝かせていって欲しいと思っています。

ベルガモットのヒーリングエネルギーと共に私の熱い思いが、あなたの心に届きますように・・・



アロマのお話 その1 《スウィートマジョム》


 


2021年01月12日10:41アロマセラピストとして生きる
今朝は一面の銀世界。
白い朝です。

BEF9B61F-1564-4E09-8929-D0E961ADDFFC

今日は久しぶりに私の思いをブログに書こうと思います。

コロナが鎮静化する気配もないまま、京都府にも緊急事態宣言が出されるようで、仕事もすっかり暇になってしまいました。
折角CLASSY.に載せてもらったのに『時期が悪かった』と残念な気持ちでいっぱいで、自分の決断は正しかったのかと、迷いも生じ少し弱気になっている自分がいました。

先日のことです。
そんな空いた時間を利用して、近くに住む娘夫婦、そして子供たちのアロマのセッションを頼まれたのです。
色んなストレスが重なって疲れ果てていた娘夫婦ですが、アロマを受けたことでスッキリとして本来の自分を取り戻すことができ、家の中の雰囲気も変化したとすごく喜んでくれました。
娘の家族のセッションをしたことで、身内にとっては自分の存在があるだけでいいのだと、大きな自信と勇気に繋がり、私がアロマセラピストであること、アロマセラピストとして生きていくことの目的や意味をしっかり身体に落とし込めた気がしました。

今は焦ることなく、心静かに私を本当に必要としている人のために、門戸を開け待っていようと思いました。

私がアロマセラピストとして活動を始めたのは今から約15年前のことです。
とても遅いスタートでしたが、『あの日』『あの出会い』がなかったら今の私はなかったと、運命を感じずにはいられません。

子育てが一段落してから、パート勤務でクリニックや保険薬局の受け付けやリハビリなど医療関係の仕事に携わってはみましたが、私の居場所はここではない・・・私はいつも何か物足りなさを感じていました。

どの仕事に就いても仕事の内容が嫌だと思ったことはなかったのですが、職場の中での人間関係がしんどくて、組織の中ではやっていけない自分の弱さに常に悩みは尽きず。。。
心の充足感を探し求めながら、カウンセリングなどの勉強を始めたのもこの頃のことです。

夫が働き盛りの46歳の若さでくも膜下出血で倒れたことは、私の人生が大きく変化したきっかけとなりました。
幸い夫は仕事に復帰できたのですが、夫の体調不良はその後も続き・・・その後の生活は不安でいっぱいでした。
その上4人の親の看護なども重なって、今振り返れば、当時の私は人生で一番苦しい山を超えていたのだと思います。
頑張って頑張って毎日を送っていたのですが、私は疲れ果てた自分を休めるために目前のお金への執着をを一旦手放して、パートをやめようと決意。
夫が倒れてから1年半後の冬のことでした。

少しはのんびりとした日を送ろうとした2月のある日、友人と一緒に難波パークスにショッピングに行ったのですが、ふと立ち寄った『生活の木』でアロマの資格が取れることを知ったのです。

直感で『これだ!!』『やりたい!!』と感じ、資格認定の教科書と試験問題などをその場で購入し、5月のアロマ検定に向けて勉強を始めました。
あの日のアロマとの出会いはまさにミラクルで、今思えば神様に導かれたとしか思えない出来事でした。

すぐにAEAJアロマテラピーアドバイザーの資格を取得。
その翌年は、インストラクターとアロマセラピストの資格取得のためのスクールに入り、インストラクターとアロマセラピストを同時に受講。
『私には時間がない。』と追い立てられるような気持ちで、久しぶりにしっかり勉強に向き合った日々でした。

全ての資格取得できたのは50歳の時です。
自宅サロン『fairy leaf』でアロマテラピーのセッションをしながら、その後も勉強を積み重ね、53歳でバリで開催されたエサレンボディーワークの資格認定講習会に参加して無事資格を取得。
この体験は資格を手に入れるということよりも大きな意味があり、人生が変化するような貴重な体験でした。

現在はアロマテラピーをベースに自分の学んできた手法を融合して、オリジナルのセッションをしています。

自分のペースでひとりの人だけに向き合うことができるアロマの仕事は、とても私に向いていたようで、今は仕事が楽しくてなりません。
パートに出ていた時のようなストレスは全く感じることなく、周りからは『天職だね。』と言われるほど、自分にぴったり合った仕事に出会うことができました。
それもどこかのサロン勤務だとまた同じことの繰り返しだったと思います。

自分ひとりでやっているので、予約の管理も、セッションの時間も自由で何の縛りもありません。
本来はトータル2時間半のセッションのはずですが、気がつくと3〜4時間に及ぶことも。笑
相手に合わせた時間の使い方も自由で何の制限もないのは、1日1人に限定しているからこそできることです。
クライアントさんと向き合い悩みを聞いたり一緒に精油を選択することも、体に触れることも、私にとってはとても楽しくて、大好きな時間です。

アロマセラピストになるまでは人の体をマッサージするなんて、しんどそうでありえないことだったけど、しっかりグランディングして、『今この瞬間』を大切にクライアントさんと繋がりあうことで、自分自身も心地よい感覚になることを知り、疲れは感じないのが不思議なくらいです。
手だけでやっているのではなく全身を使っているので、疲れるどころか自分自身も心地よく清々しい気持ちでセッションを終えることができています。

敏感すぎる自分をいつも持て余していたけれど、クライアントさんの体に触れる手のひらの微細な感覚、目で見る肌の色の小さな変化、そしてブレンドするアロマの香り、その全てに私の敏感さがとても役立っているようです。
その上、小さなことにも反応し悩みやすい自分だからこそ、相手の悩みに寄り添うことができて、今はようやくそんな自分を認めることができるようになりました。

お金をいただきながら、感謝してもらえるなんて・・・本当に有り難く、最高の仕事に巡り合ったと幸せを感じます。

私がこんなにも人の身体に触れることに向いていたなんて、頭で考えても絶対にわからなかったことでした。
アロセラピスト資格を取ったのは、有能なインストラクターになるために知っておいた方がいいと思って取った『ついでの資格』だったから。笑

人の潜在意識は表面に見えている部分はほんのわずかで、自分でも気づかない可能性は無限大です。
『何か違う』と思っていることは一旦手放してみることも時には必要で、『やってみたい。』と思うことは、なんでもやってみて欲しいと思っています。
握りしめていたその手を離すことで、新しい何かを掴むことができると思うから。

私のクライアントさんは30代や40代の方が多いのですが、ちょうど自分の生き方に悩んでいた頃の私と重なり、『心配しなくても大丈夫だよ。』と伝えてあげたい気持ちでいっぱいです。

まずは行動を起こし、自分の人生をもっと輝かせて欲しいと思っています。
やってみて違うと思えばただ後戻りすればいいのだから。

65歳のアロマセラピスト。
まだまだやりますよ!!
残された人生を悔いのないように、全力で向き合っていきたいと思っています。