イタリア
とても広く、5万人も収容できたそうです。
剥き出しの部分は地下部分で、檻や待機場などがあったそうです。
今では外壁や内部は崩れてしまっていますが、当時は全体が円形で1階から3階までの座席や、日除けの天蓋があったとのこと。
すごいスケールの大きさにローマ帝国の栄華を垣間見ることができました。
私は知らなかったのですが、夫が以前観た映画『グラディエーター』の世界を思い浮かべ、当時の様子をイメージをしやすかったと言っていました。
私も観てから行けば良かったなと、思いつつ・・・
コロッセオを出て、西隣のフォロ・ロマーノに向かいます。
フォロ・ロマーノは古代ローマの政治、経済、宗教の中心だったところです。
《ティトウスの凱旋門》
《マクセンティウスのバシリカ》裁判や集会のための会堂
《アントニウスとファウストティーナの神殿》
パラティーノの丘のテラスから全体の風景を見ました。
手間に見えるのは《ユリウスのバジリカ》
フォロ・ロマーノの中枢の《クーリア》
向こうに見える大きな建物は《マクセンティウス帝のバジリカ》
中は広く、石畳のでこぼこした道は歩きづらく少し疲れました。笑
現在も古代ローマの遺跡が今も残っているなんて・・・かつての繁栄の軌跡を味わうことができました。
スケールが半端なく大きくて、ローマは本当にすごいです。
この後はお土産を買いにスーパー巡りをして、イタリア最後の夜を迎えました。
翌朝、たくさんの素敵な思い出を携えてついに帰国です。
結婚40周年記念の南イタリアへの旅。
思い切って行ってきて良かったです。
そして2人が元気で南イタリアまで行けた幸運に、感謝の気持ちでいっぱいです。
抵抗のあった団体のバスツアーでしたが、ツアーの添乗員さん始め、素敵なメンバーにも恵まれ、とても楽しい旅の日々を過ごすことができました。
南イタリアの訪れた場所、出会った人たち、そんな旅の全てに感謝して・・・
私の長〜い旅日記、ここまで読んで下さってありがとうございました。
旅行書の見学アドバイスに従って、まずはフォロ・ロマーノから見ることにしました。
フォロ・ロマーノはかつて栄華を誇ったローマ帝国の中枢で、紀元前6世紀にはすでに建設が開始されたそうです。
ローマ帝国の衰退と共に荒廃し、建材として切り出された建物の跡が、哀れな感じで残っています。
ガイドさんがいなかったので建物の意味はよくわからなかったのですが、それでも、歴史の重みをひしひしと感じました。
上からの景色は最高でした♪
ローマではお天気に恵まれましたが、とても日差しが強く暑かったです。(^^;;
休む所がなくて、疲れちゃったぁ〜〜〜。
ティトゥスの凱旋門
ここから自然とコロッセオに繋がっていると思っていたのですが、アレレ、外に出ちゃったよ〜。。。(涙)
暑すぎてもう一度並ぶ気力はなく、コロッセオは外からだけの見学で諦めることにしました。
ローマに来たのに、コロッセオに入らないなんて・・・そんな人、私たちくらいかもね。
まぁいいかぁ。。。(笑)
真実の口にも行きました。
街歩きはまだまだ続きます。
お決まりコースのトレビの泉に到着です。
『また来られますように・・・』
ローマは街中がまるで美術館のようでした。
サンタ・マリア・マッジョーレ教会
ここは私の一番お気に入りの教会です。
街歩きの途中に何度も前を通りました。
裏側からの景色。
このとんがり帽子の鐘楼に魅せられて・・・
とても行きたいレストランがあったんだけど、どうしても辿り着けず・・・
おしゃれな雰囲気のこの店に決定!!
トマト、オリーブ、ルッコラなどが載ってましたよ。
細いスパゲティーのつもりだっけど、メニューが読めず、ペンネが来ちゃっいました。(笑)
4種類のペッパーだなんて、おしゃれすぎる〜!!
イタリアは食べ物がとてもおいしかったです。
6泊9日の自由旅。
本当に楽しく充実した旅でした。
言葉も話せないのに自分の足でイタリアの街を歩き回った経験は、私の宝となりました。
街の景色や漂う空気、その香りまで今もしっかりと心に焼きついています。
旅を終えた私の中で、『何かが動き出した』・・・そんな気がします。
列車は経験済みなので、今回は楽勝で~す!(^^)v
車窓の景色を楽しみながら・・・の〜んびり。
約1時間半、ついにローマのテルミニ駅に到着です。
ローマの街はスリも多いと聞いていたので、緊張感が高まります。
まずは駅のカフェでパンとサラダで腹ごしらえを。
細い方のパンはオリーブ入り。
でも都会は物価が高い!!
ヴェネツゥアで食べたものはオリーブがゴロゴロはいっていてもっと安かったですよ。
ゴマのパンはナスとドライトマトなどが挟まっていて、イタリアではメジャーな感じです。
サンドイッチにソテーしたナスを挟むとは私の発想になく、メニューの幅が広がりました。
ホテルは駅のすぐ近くにあり、今回はノンストレスで到着です。
こじんまりとしたホテルで、部屋は少し狭かったけど、今度の部屋は窓もあって快適でしたよ。
ローマの最初は、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に行くことに。
地下鉄を避けるにはタクシーを使わなければなりません。。。
不信感でドキドキでしたが、思ったより安い価格で無事に目的地まで連れて行ってもらうことができました。ε-(´∀`*)ホッ
到着で〜す♪
カトリックの総本山であるため、巡礼者の団体がたくさんいたのですが、私たちはいつの間にかその団体の中に紛れ込み・・・ゾロゾロ。
あれぇ〜!?なんか変だと思ってた。。。
一般の列はスタスタ歩けます。(笑)
銅像の頭の上に鳥が止まっていますよ。
ようやく中に入ります。
うぁ〜!!すごい!!!!!((o(^∇^)o))
何を見たらいいのか、どう写真を撮ったらいいのかわからないくらい・・・
堂内 の素晴らしさは言葉で伝えることができません。
本当に感動でした。
ミケランジェロの『ピエタ』
天井の細部にまで美しい絵が描かれています。
床にもこんな細工が。
祭壇を飾る大天蓋。
バルダッキーノ
ブロンズのねじれた柱や細部にまで彫刻を施されています。
巨大でとても美しいです。
全てが芸術品で・・・ただただ感動です。
個人旅行なんで、時間を気にせずゆっくり満喫することができました。
サン・ピエトロ大聖堂の後は、目的のお店を探しながら街歩き。
妹の気になっていたバッグのお店を目指します。
迷いながらも辿り着き、私もお気に入りの小さなバッグをゲット。(^_−)−☆
ローマはスーパーマーケットなどもお洒落で充実していて、私たちはずっと興奮中です。(笑)
テヴェレ川を渡り・・・
スペイン広場を目指します。
到着したスペイン広場は、工事中で入ることができませんでした。。。
残念!!
透明の塀越しのスペイン広場。
あそこに座りたかったなぁ〜。(^◇^;)
ジェラートを食べながら、まだまだ街歩きは続きます。
そのジェラート屋さんでの出来事。
トイレに行きたかった私達。
ジェラート屋さんに飛び込んだ途端、ジェラートが入っているショーケースを指差しての妹の一言。
『後で。』
そしてトイレに一目散です。
私も大笑いしながら妹に続きます。
スッキリした後はちゃんとジェラート買いましたよ。
店員さんには『ニーハオ』って言われちゃいましたが。。。
どうも中国人か韓国人にしか見えないようです。(^^;;
そんなこんなの街歩きです。
ローマの街並み
ローマは垢抜けていて、とてもおしゃれな街でした。
だけど・・・車の運転が荒くて、歩行者は怖すぎるよ〜。。。(~_~;)
明日はフォロ・ロマーノとコロッセオに行く予定です。
Part2に続きます。
フィレンツェでの2日目の朝です。(2016/6/4)
あいにくの雨が降っています。
朝食後すぐに、ルネッサンスの巨匠の作品が並ぶウィッツィー美術館を訪れました。
チケットを購入するのにも長蛇の列ができるとのことで、チケットは日本で手配していたので、予約時通りにスムーズに入場することができました。
中は広すぎて、何から見たらいいのやら〜。。。
もっと予習をしておけば良かったな。(≧∇≦)
『ヴィーナスの誕生』
『ヴィーナスの誕生』の前だけにはガラスが貼られていましたが、写真も撮れるのは驚きです。
みなさん、記念写真をヴィーナスの前で撮ってましたよ。・・・
まっ、私もですけどぉ〜(笑)
『ウルビーノのヴィーナス』
壮大すぎて圧倒されました!
これだけの芸術作品がこんなきれいな形で残っているなんて・・・素晴らしすぎる〜!!
ウィッツィー美術館を後にして、ミケランジェロ広場に向かいます。
ミケランジェロ広場は、街の南東にある丘で、フィレンツェの街を一望できる眺望スポットです。
ということは・・・とーぜん高台!?ですよねぇ。。。(笑)
アルノ川を渡った所から、緩い登り坂が続きます。
そしてこの階段。
ふぅ〜。。。(汗)
後、もう少し・・・
あっ!!景色が開けてきました。
頂上に到着で〜す♪
360度大パノラマに広がるフィレンツェの街の景色に感動です!!
胸が大きく開く程の開放感に、気分は最高〜。♡(((o(*゚▽゚*)o)))♡
アルノ川の向こうには、さっき行ってきたウィッツィー美術館が見えます。
あそこから登って来たんだなぁ。
恥ずかしながら思い出の一枚を
おソロの帽子(笑)
写真では十分に表現しきれないのが残念ですが・・・
ミケランジェロ広場から見たフィレンツェの街はとても美しかったです。
憧れのフィレンツェの景色を堪能し、ベッキオ橋に向かいます。
途中のレストランでランチを食べたかったのですが、全くメニューの意味がわからず。
お店の人とも言葉が通じす、断念。。。
イタリアは英語も通じないことがが多いです。
まぁいいかぁ。指差し注文できるカフェを探そっと。(^ ^)
ヴェッキオ橋が見えました♪
ヴェッキオ橋の反対側から見た景色
ヴェッキオ橋は、アルノ川にかかっているフィレンツェ最古の橋です。
橋の上にはシルバー製品のお店が並んでしました。
ここはスリが多いんですって!!
ちょっと緊張。♪(´ε` )
川の周りのこんな風景もフィレンツェらしい〜。
フィレンツェはとてもおしゃれで素敵な街でした。
フィレンチェの最後に、レストランでのこぼれ話をひとつ。
夕食を食べに入ったカジュアルなレストランでの出来事。
オーダーした料理が出てくる前に、こんな感じでパンがサービスで出てきます。
そのお店のパンはかなりパサパサして古い感じでした。
一切れを取り上げてふと見ると、どう見ても人がかじったとしか思えない歯型のついたパンが!!
ありえないよ~!!これって人の食べ残し!?
お店の人にどう伝えよう・・・適当な英語を探していた私。
しかし、妹は強かった!!
お店の人を手招きし、パンを持ち上げて一言。
『もともとこれ!』
それって日本語やん!!。。。(*´з`)
でもちゃんと通じたんですよね。
申し訳なさそうに謝ったかと思うと、新しいパンと共にスティックタイプのパンまでついて出てきたんです。(笑)
英語もイタリア語も話せなくても大丈夫!!
大阪弁は世界共通ですものね。(笑)
フィレンチェも全て自分の足で歩き回り、街を肌で感じることができました。
ヴェネツィア同様何度も迷子になりましたが・・・(^◇^;)
今ではその全てが素敵な宝になっています。
明日は最後の目的地ローマに向かいます。
今回のミッションは『イタリアの特急列車ユーロスターでヴェネツィアからフィレンツェへ移動すること。』
チケットは旅行会社に手配してもらっていたので、そのまま乗ればいいとのことでしたが、
イタリアの列車は駅の改札も発車のアナウンスもありません。
何番線から発車するのかは出発の15〜20分前に電光掲示板に表示されるだけなので、自分で探して乗り込まなければなりません。
駅にはスリも多いと聞いていたので、緊張感でいっぱいの中、早めにサンタ・ルチア駅に到着しました。
すぐに電光掲示板を確認します。
私たちの乗る列車はナポリ行き。
表示はまだだなぁ。。。
表示が出たらすぐにホームに向かいます。
列車が来ました!!
2等でしたが、車内はゆったりとしていて、快適な列車の旅になりました。
車内のアナウンスがないので、降りる駅を間違えないように気をつけながら・・・
約2時間でフィレンチェのサンタ・マリア・ノッヴェッラ駅に到着です。
フィレンチェではあいにくの雨。
ホテルは中央駅から徒歩で5分ほどの所にあるはずなのですが・・・
雨の中、石のガタガタ道を大きなスーツケースを抱えての移動はかなり大変でした。。。
次に来るときはもっと軽量で、もう少しレベルの高いスーツケースを買おう!!と決心した私。
・・・それでも個人旅行をやめようと思わないとは、なんとも懲りない性分のようで・・・(笑)
案内されたホテルの部屋は、メゾネット形式になっていて、かなりおしゃれな感じです。
『すごぉ〜い!!』
日本では味わえないような素敵な部屋に、移動の疲れは吹っ飛んだのですが・・・
そこには思いもよらない落とし穴が。
この部屋はとても広いのですが、部屋のどこにも窓がありません。
タイル張りの素敵なバスルームにも換気扇はなく、バスルームの湿気が逃げる場所がなく、部屋はムンムンしています。
寝室のエアコンは壊れていて、とても息苦しさを覚え、新鮮な空気が恋しい2日間でした。(笑)
ロビーやレストランは超豪華で、朝食は最高でしたけどね♪
少し遅めのランチをホテルの近くで食べることに。
マルゲリータと海の幸のスパゲティーはとてもおいしかったです。
雨のそぼ降る中でしたが、フィレンツェの街の散策開始。
サン・ロレンツォ教会の前を通って、フィレンチェを代表する大聖堂ドゥオーモを目指します。
ドゥオーモに到着です。
さすがに見ごたえがあります。
細部まで精巧美しく、素晴らしかったです。
フィレンチェは革製品が有名で、たくさんん露店が出ていました。
私も夫に柔らかい皮のベルトをお土産に。
ブランド品が軒を並べるトルナブォーニ通りはとても洗練され、おしゃれなストリートでした。
私は細工の凝らされたライトに魅了され。
おいしそうなジェラートの店も軒を並べ、テンションが上がります。
フィレンチェ編まだまだ続きます。(^_-)-☆