紅葉
何でもすぐに手に入るという便利さはなくなり、車がないと不自由な生活になりましたが、都会の便利さと引き変えに、大いなる自然の豊かさを手に入れました。
部屋の中に差し込む朝日、空を流れる雲の形、月の満ち欠け、星の輝き・・・
少しづつ変化する空の景色を眺めながら、季節の移り変わりを肌で感じます。
樹々の形や葉色の変化、鳥や虫の声・・・
マンション暮らしでは見落としてしまっていたほんの小さな季節の変化も、敏感に感じとることができるようになりました。
庭で見た満月
部屋の中から見た朝日
そして・・・輝く夕陽
紅葉する樹々
実り
初めて迎えた秋は感動の連続でした!!
冬の寒さにはめげるかも知れないけれど、全て受け入れ、冬ならではの楽しみを見つけていけたらいいなって思っています。
久しぶりにブログを書くことにしました。
これからは植物と共に暮らし始めた私の暮らしを、ゆっくりと綴っていきたいと思っています。
都会のマンションから郊外に引っ越して、初めての秋を迎えました。
マンション暮らしとの大きな違いは、季節の移り変わりを肌で感じることができることです。
マンション生活では寒暖の差が少なく、冬は暖かく過ごせることがとても快適でしたが、その反面、季節の変化を肌で感じることができず、自然を求めて郊外に車を走らせていたのだと思います。
木津の地に引っ越して来て、都会の便利さとは引き換えに、自然環境の豊かさを手に入れました。
空は広く、空の青さや雲の動きも身近に感じることが出来ます。
空気が澄んでいるため、月も星もとても輝いて見え、自然と共存していることを実感します。
何よりも庭のある暮らしになったことで、植物達の変化で季節の移り変わりを敏感に感じることができるようになりました。
今、我が家のもみじが紅葉の時を迎えています。
このもみじが我が家の仲間になったのは今から15年くらい前のこと。
お参りに行った奈良の三輪さんで、御神体の山で育った小さな苗木を購入し、マンションの狭いベランダで育てていたのです。
夜露も当たらない、排気ガスがいっぱいという悪条件の中でも、もみじは健気に育ち、何度も植え替えを繰り返しながら、どんどん大きくなっていきました。
毎年新緑の頃には柔らかな葉っぱの赤ちゃんがが生まれ、愛おしくてとても癒されてはいましたが、夏には葉がチリチリになって葉を落とし、一度も紅葉を見ることがないまま、一緒に引っ越ししてきたのでした。
3月に引っ越して来てすぐに、同じくベランダで育っていたオリーブと共に、庭に地植えにしました。
まだ外構も整っていない状態の庭ですが・・・
地植えにした途端、もみじはメキメキ元気を取り戻し、例年にない程葉っぱもいっぱいつけてくれました。
もみじが喜んでいると思うと、私もとても幸せな気分になりました。
そして秋になり・・・
葉っぱの色が少しづつ変わって来ていることに期待感を持っていたら、きれいな赤に色づき始めたんです。
感動です!!
きれいに紅葉したもみじがとても誇らしげに見えました。
心地よい環境に身を置くと、のびのびと元気に育つんだなって・・・
人も植物も同じですよね!!(笑)
他の樹木も紅葉していますよ。
ジューンベリーは一足先に紅葉していたのですが、現在は庭には落ち葉が舞っています。
5月に植えたブルーベリーはこんなにきれいに色づいています。
庭で紅葉が見られる今の環境に感謝しながら・・・
植物たちとと共に、暮らしていきたいと思っています。