AEAJアロマテラピーインストラクター
2021年01月12日10:41アロマセラピストとして生きる
今朝は一面の銀世界。
白い朝です。
今日は久しぶりに私の思いをブログに書こうと思います。
コロナが鎮静化する気配もないまま、京都府にも緊急事態宣言が出されるようで、仕事もすっかり暇になってしまいました。
折角CLASSY.に載せてもらったのに『時期が悪かった』と残念な気持ちでいっぱいで、自分の決断は正しかったのかと、迷いも生じ少し弱気になっている自分がいました。
先日のことです。
そんな空いた時間を利用して、近くに住む娘夫婦、そして子供たちのアロマのセッションを頼まれたのです。
色んなストレスが重なって疲れ果てていた娘夫婦ですが、アロマを受けたことでスッキリとして本来の自分を取り戻すことができ、家の中の雰囲気も変化したとすごく喜んでくれました。
娘の家族のセッションをしたことで、身内にとっては自分の存在があるだけでいいのだと、大きな自信と勇気に繋がり、私がアロマセラピストであること、アロマセラピストとして生きていくことの目的や意味をしっかり身体に落とし込めた気がしました。
今は焦ることなく、心静かに私を本当に必要としている人のために、門戸を開け待っていようと思いました。
私がアロマセラピストとして活動を始めたのは今から約15年前のことです。
とても遅いスタートでしたが、『あの日』『あの出会い』がなかったら今の私はなかったと、運命を感じずにはいられません。
子育てが一段落してから、パート勤務でクリニックや保険薬局の受け付けやリハビリなど医療関係の仕事に携わってはみましたが、私の居場所はここではない・・・私はいつも何か物足りなさを感じていました。
どの仕事に就いても仕事の内容が嫌だと思ったことはなかったのですが、職場の中での人間関係がしんどくて、組織の中ではやっていけない自分の弱さに常に悩みは尽きず。。。
心の充足感を探し求めながら、カウンセリングなどの勉強を始めたのもこの頃のことです。
夫が働き盛りの46歳の若さでくも膜下出血で倒れたことは、私の人生が大きく変化したきっかけとなりました。
幸い夫は仕事に復帰できたのですが、夫の体調不良はその後も続き・・・その後の生活は不安でいっぱいでした。
その上4人の親の看護なども重なって、今振り返れば、当時の私は人生で一番苦しい山を超えていたのだと思います。
頑張って頑張って毎日を送っていたのですが、私は疲れ果てた自分を休めるために目前のお金への執着をを一旦手放して、パートをやめようと決意。
夫が倒れてから1年半後の冬のことでした。
少しはのんびりとした日を送ろうとした2月のある日、友人と一緒に難波パークスにショッピングに行ったのですが、ふと立ち寄った『生活の木』でアロマの資格が取れることを知ったのです。
直感で『これだ!!』『やりたい!!』と感じ、資格認定の教科書と試験問題などをその場で購入し、5月のアロマ検定に向けて勉強を始めました。
あの日のアロマとの出会いはまさにミラクルで、今思えば神様に導かれたとしか思えない出来事でした。
すぐにAEAJアロマテラピーアドバイザーの資格を取得。
その翌年は、インストラクターとアロマセラピストの資格取得のためのスクールに入り、インストラクターとアロマセラピストを同時に受講。
『私には時間がない。』と追い立てられるような気持ちで、久しぶりにしっかり勉強に向き合った日々でした。
全ての資格取得できたのは50歳の時です。
自宅サロン『fairy leaf』でアロマテラピーのセッションをしながら、その後も勉強を積み重ね、53歳でバリで開催されたエサレンボディーワークの資格認定講習会に参加して無事資格を取得。
この体験は資格を手に入れるということよりも大きな意味があり、人生が変化するような貴重な体験でした。
現在はアロマテラピーをベースに自分の学んできた手法を融合して、オリジナルのセッションをしています。
自分のペースでひとりの人だけに向き合うことができるアロマの仕事は、とても私に向いていたようで、今は仕事が楽しくてなりません。
パートに出ていた時のようなストレスは全く感じることなく、周りからは『天職だね。』と言われるほど、自分にぴったり合った仕事に出会うことができました。
それもどこかのサロン勤務だとまた同じことの繰り返しだったと思います。
自分ひとりでやっているので、予約の管理も、セッションの時間も自由で何の縛りもありません。
本来はトータル2時間半のセッションのはずですが、気がつくと3〜4時間に及ぶことも。笑
相手に合わせた時間の使い方も自由で何の制限もないのは、1日1人に限定しているからこそできることです。
クライアントさんと向き合い悩みを聞いたり一緒に精油を選択することも、体に触れることも、私にとってはとても楽しくて、大好きな時間です。
アロマセラピストになるまでは人の体をマッサージするなんて、しんどそうでありえないことだったけど、しっかりグランディングして、『今この瞬間』を大切にクライアントさんと繋がりあうことで、自分自身も心地よい感覚になることを知り、疲れは感じないのが不思議なくらいです。
手だけでやっているのではなく全身を使っているので、疲れるどころか自分自身も心地よく清々しい気持ちでセッションを終えることができています。
敏感すぎる自分をいつも持て余していたけれど、クライアントさんの体に触れる手のひらの微細な感覚、目で見る肌の色の小さな変化、そしてブレンドするアロマの香り、その全てに私の敏感さがとても役立っているようです。
その上、小さなことにも反応し悩みやすい自分だからこそ、相手の悩みに寄り添うことができて、今はようやくそんな自分を認めることができるようになりました。
お金をいただきながら、感謝してもらえるなんて・・・本当に有り難く、最高の仕事に巡り合ったと幸せを感じます。
私がこんなにも人の身体に触れることに向いていたなんて、頭で考えても絶対にわからなかったことでした。
アロセラピスト資格を取ったのは、有能なインストラクターになるために知っておいた方がいいと思って取った『ついでの資格』だったから。笑
人の潜在意識は表面に見えている部分はほんのわずかで、自分でも気づかない可能性は無限大です。
『何か違う』と思っていることは一旦手放してみることも時には必要で、『やってみたい。』と思うことは、なんでもやってみて欲しいと思っています。
握りしめていたその手を離すことで、新しい何かを掴むことができると思うから。
私のクライアントさんは30代や40代の方が多いのですが、ちょうど自分の生き方に悩んでいた頃の私と重なり、『心配しなくても大丈夫だよ。』と伝えてあげたい気持ちでいっぱいです。
まずは行動を起こし、自分の人生をもっと輝かせて欲しいと思っています。
やってみて違うと思えばただ後戻りすればいいのだから。
65歳のアロマセラピスト。
まだまだやりますよ!!
残された人生を悔いのないように、全力で向き合っていきたいと思っています。
白い朝です。
今日は久しぶりに私の思いをブログに書こうと思います。
コロナが鎮静化する気配もないまま、京都府にも緊急事態宣言が出されるようで、仕事もすっかり暇になってしまいました。
折角CLASSY.に載せてもらったのに『時期が悪かった』と残念な気持ちでいっぱいで、自分の決断は正しかったのかと、迷いも生じ少し弱気になっている自分がいました。
先日のことです。
そんな空いた時間を利用して、近くに住む娘夫婦、そして子供たちのアロマのセッションを頼まれたのです。
色んなストレスが重なって疲れ果てていた娘夫婦ですが、アロマを受けたことでスッキリとして本来の自分を取り戻すことができ、家の中の雰囲気も変化したとすごく喜んでくれました。
娘の家族のセッションをしたことで、身内にとっては自分の存在があるだけでいいのだと、大きな自信と勇気に繋がり、私がアロマセラピストであること、アロマセラピストとして生きていくことの目的や意味をしっかり身体に落とし込めた気がしました。
今は焦ることなく、心静かに私を本当に必要としている人のために、門戸を開け待っていようと思いました。
私がアロマセラピストとして活動を始めたのは今から約15年前のことです。
とても遅いスタートでしたが、『あの日』『あの出会い』がなかったら今の私はなかったと、運命を感じずにはいられません。
子育てが一段落してから、パート勤務でクリニックや保険薬局の受け付けやリハビリなど医療関係の仕事に携わってはみましたが、私の居場所はここではない・・・私はいつも何か物足りなさを感じていました。
どの仕事に就いても仕事の内容が嫌だと思ったことはなかったのですが、職場の中での人間関係がしんどくて、組織の中ではやっていけない自分の弱さに常に悩みは尽きず。。。
心の充足感を探し求めながら、カウンセリングなどの勉強を始めたのもこの頃のことです。
夫が働き盛りの46歳の若さでくも膜下出血で倒れたことは、私の人生が大きく変化したきっかけとなりました。
幸い夫は仕事に復帰できたのですが、夫の体調不良はその後も続き・・・その後の生活は不安でいっぱいでした。
その上4人の親の看護なども重なって、今振り返れば、当時の私は人生で一番苦しい山を超えていたのだと思います。
頑張って頑張って毎日を送っていたのですが、私は疲れ果てた自分を休めるために目前のお金への執着をを一旦手放して、パートをやめようと決意。
夫が倒れてから1年半後の冬のことでした。
少しはのんびりとした日を送ろうとした2月のある日、友人と一緒に難波パークスにショッピングに行ったのですが、ふと立ち寄った『生活の木』でアロマの資格が取れることを知ったのです。
直感で『これだ!!』『やりたい!!』と感じ、資格認定の教科書と試験問題などをその場で購入し、5月のアロマ検定に向けて勉強を始めました。
あの日のアロマとの出会いはまさにミラクルで、今思えば神様に導かれたとしか思えない出来事でした。
すぐにAEAJアロマテラピーアドバイザーの資格を取得。
その翌年は、インストラクターとアロマセラピストの資格取得のためのスクールに入り、インストラクターとアロマセラピストを同時に受講。
『私には時間がない。』と追い立てられるような気持ちで、久しぶりにしっかり勉強に向き合った日々でした。
全ての資格取得できたのは50歳の時です。
自宅サロン『fairy leaf』でアロマテラピーのセッションをしながら、その後も勉強を積み重ね、53歳でバリで開催されたエサレンボディーワークの資格認定講習会に参加して無事資格を取得。
この体験は資格を手に入れるということよりも大きな意味があり、人生が変化するような貴重な体験でした。
現在はアロマテラピーをベースに自分の学んできた手法を融合して、オリジナルのセッションをしています。
自分のペースでひとりの人だけに向き合うことができるアロマの仕事は、とても私に向いていたようで、今は仕事が楽しくてなりません。
パートに出ていた時のようなストレスは全く感じることなく、周りからは『天職だね。』と言われるほど、自分にぴったり合った仕事に出会うことができました。
それもどこかのサロン勤務だとまた同じことの繰り返しだったと思います。
自分ひとりでやっているので、予約の管理も、セッションの時間も自由で何の縛りもありません。
本来はトータル2時間半のセッションのはずですが、気がつくと3〜4時間に及ぶことも。笑
相手に合わせた時間の使い方も自由で何の制限もないのは、1日1人に限定しているからこそできることです。
クライアントさんと向き合い悩みを聞いたり一緒に精油を選択することも、体に触れることも、私にとってはとても楽しくて、大好きな時間です。
アロマセラピストになるまでは人の体をマッサージするなんて、しんどそうでありえないことだったけど、しっかりグランディングして、『今この瞬間』を大切にクライアントさんと繋がりあうことで、自分自身も心地よい感覚になることを知り、疲れは感じないのが不思議なくらいです。
手だけでやっているのではなく全身を使っているので、疲れるどころか自分自身も心地よく清々しい気持ちでセッションを終えることができています。
敏感すぎる自分をいつも持て余していたけれど、クライアントさんの体に触れる手のひらの微細な感覚、目で見る肌の色の小さな変化、そしてブレンドするアロマの香り、その全てに私の敏感さがとても役立っているようです。
その上、小さなことにも反応し悩みやすい自分だからこそ、相手の悩みに寄り添うことができて、今はようやくそんな自分を認めることができるようになりました。
お金をいただきながら、感謝してもらえるなんて・・・本当に有り難く、最高の仕事に巡り合ったと幸せを感じます。
私がこんなにも人の身体に触れることに向いていたなんて、頭で考えても絶対にわからなかったことでした。
アロセラピスト資格を取ったのは、有能なインストラクターになるために知っておいた方がいいと思って取った『ついでの資格』だったから。笑
人の潜在意識は表面に見えている部分はほんのわずかで、自分でも気づかない可能性は無限大です。
『何か違う』と思っていることは一旦手放してみることも時には必要で、『やってみたい。』と思うことは、なんでもやってみて欲しいと思っています。
握りしめていたその手を離すことで、新しい何かを掴むことができると思うから。
私のクライアントさんは30代や40代の方が多いのですが、ちょうど自分の生き方に悩んでいた頃の私と重なり、『心配しなくても大丈夫だよ。』と伝えてあげたい気持ちでいっぱいです。
まずは行動を起こし、自分の人生をもっと輝かせて欲しいと思っています。
やってみて違うと思えばただ後戻りすればいいのだから。
65歳のアロマセラピスト。
まだまだやりますよ!!
残された人生を悔いのないように、全力で向き合っていきたいと思っています。